アプリケーションデフォルト(application-default)

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アプリケーションデフォルト(application-default)とは

結論からいうと、Paloalto社が定義したアプリケーションの設定に従う。という意味の設定だ。

では、アプリケーションではどう設定されているのか確認してみる。

objectsのアプリケーションを開いてみよう。

そこで、アプリケーションの詳細を確認することができる。

Google-baseアプリケーションの設定例

アプリケーションデフォルトと関連するポイントは、「標準ポート」だ。

この場合、標準ポートには80,443以外に複数のポートが設定されていることがわかる。

ポリシーのサービス上で設定できる、アプリケーションデフォルトとは、標準ポートとイコールであると考えてもらっていい。

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サービス

サービス設定では3つの選択肢がある。

・サービス

・Any

・ApplicationDefault

だ。

その中で、ApplicationDefaultを使うべきタイミングが一つだけある。

それは、特定のアプリケーションのみを許可させたい場合だ。

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特定のアプリケーションのみ許可したい場合はApplicationDefaultを使う

特定のアプリケーションのみ許可したい場合は、ApplicationDefaultを使ってほしい。

もちろん、Anyを選択しても通信は通るのだが、問題はそこではない。

例えば特定のアプリケーションが想定してないポートで通信しだした時のことを考えてほしい。

例えば仕様上必要ないポートの通信を特定のアプリケーションがした場合、その通信はマルウェアに感染したことによって生じている通信である可能性がある。

サービスをAnyで設定した場合は、こういった意図しないポートへの通信も全て許可されていってしまうのだ。

これはセキュリティ的には非常によろしくない

特定アプリケーションのみ許可したい場合は必ずApplicationDefaultを使うこと。

これが鉄則だ。

アプリケーションの機能はライセンス無しでも利用できる標準機能だ。

別の記事で詳細を記載しているので合わせて確認してほしい。


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